ポーランド地球の日

2025年大阪・関西万博のポーランド館では、文化と経済に関する多彩なイベントが開催されます。その最初のイベントの一つが、ワルシャワ生命科学大学(SGGW)と共同で開催される「地球の日」です。SGGWはポーランド最古の自然科学系大学であり、この参加はポーランドの科学を広める絶好の機会となるだけでなく、新たな国際交流や日本との協力関係の強化にもつながります。

「いのち輝く未来社会のデザイン」という2025年万博のテーマは、持続可能な開発目標(SDGs)に焦点を当てており、この分野での科学的成果を紹介する絶好の場となっています。ポーランド館は「セービングゾーン」および「エンパワーリングゾーン」に携わっており、最先端技術の役割と人と自然の調和の取れた共生を強調しています。また、「ポーランド。未来を切り拓く遺産」というスローガンは、現代の課題解決におけるポーランドの伝統と遺産の力を示しています。

2025年4月22日に開催される「ポーランド地球の日」では、ワルシャワ生命科学大学の科学者たちによる自然資源保護に関するワークショップが実施されます。さらに、ポーランドと日本の科学者が参加する会議が開かれ、これまでの協力実績や今後の研究プロジェクトについて議論します。このイベントは、ポーランド国立学術交流庁(NAWA)が主催する「ポーランド科学と教育週間」の幕開けを飾ります。